
「片づけなさい!」って言っても、全然片づけないんです。どうしたらちゃんとお片づけしてくれるんだろう・・・
ぬりえをした後のいろえんぴつやクレヨンは出しっ放し、読んだ本はその辺にポイっ!って置きっぱなし、おもちゃも出しっ放し・・・
こどもが散らかしてそのままにしていたら



片づけなさーい!!
って言いたくなってしまいますよね。
でもこどもに「片づけなさい!!」と怒るのはちょっと待って!!
「片づけなさい!!」と怒ってしまうと、”片づけ=いやなもの”とこどもが認識してしまうかもしれません。



じゃあ、「片づけなさい!」って怒らないためにはどうしたらいいの・・・?
この記事では「片づけなさい」と怒らないためにはどうすればいいのか、
- こどもが片づけられる仕組み作り
- 声掛けの方法
をまとめています。
「片づけなさい」ではなく「元に戻して」が正解


散かっている部屋を見るとつい「片づけなさい!!」と言いたくなってしまいますよね。
でも、「片づけなさい」と叱ることでこどもは片づけに対してマイナスなイメージを持ってしまい、ますます片づけが嫌いになってしまいます。
「片づけなさい」でなはく、「元に戻してね」が正解!
小さい子ならば「おもちゃをおうちに帰してきてね^^」と言うとわかりやすいですし、伝わりやすいです。
実は、「片づけなさい!!」の意味をわかっていない子供は結構いるんです。
- 片づける=とりあえず突っ込む!!
- 片づける=端っこに寄せる!!
だと思っていたり・・・^^;
なので、「元に戻してきてね。」「おうちに帰してきてね。」と言う方が、こどもには伝わりやすいのです。
でも、この
- 「元に戻してね。」
- 「おうちに帰してきてね。」
と言うには・・・
”おもちゃの収納場所がしっかり決まっている”
ということが大前提。
収納場所が決まっていないのに「元に戻してきてね!」と言うのは、無茶ぶりでしかありません(笑)



まずはこどもが片づけやすい仕組みを作ってあげよう
こどもが片づけられるようになる仕組みを作ろう!ポイントは5つ!


1.おもちゃの量を見直そう
おもちゃをたくさん持ちすぎてはいませんか?
おもちゃを買ってもらったら子どもは目をキラキラ輝かせて喜びますよね。
その喜ぶ顔が見たくて、ついついおもちゃを買いすぎてしまう、親御さん、おじいちゃん、おばあちゃん。
あるあるですよねー(笑)
でも、その結果・・・こどものおもちゃスペースには遊びきれない数のおもちゃが!!
なんて家庭も少なくありません。
その大量のおもちゃのせいで、片づけない我が子にイライラしたりこどもが片づけられなくなっているのならば、おもちゃの量を見直す必要があります。
”よく遊ぶおもちゃだけ”
”収納スペースに収まる分だけ”
”ぬいぐるみの数は○コまで”
お子様と一緒におもちゃの量を一度見直してみましょう。
まずは”整理”をすること、これが大事です!
関連記事>>5歳&3歳におもちゃの整理は出来るのか?超大変だったけどおもちゃ整理大成功☆
2.おもちゃのおうち(収納場所)をしっかり決めてあげよう
おもちゃの量が決まったら、今度はおもちゃのおうち(収納場所)を決めましょう。
0歳~1歳ぐらいの子なら『おもちゃ箱』を作ってそこにポイポイしまうだけでOK!


2歳~3歳ぐらいからは『仲間分け』が出来るようになるので、
- ぬいぐるみのおうち
- プラレールのおうち
- ブロックのおうち
- くるまのおうち
- 絵本のおうち
と1つのアイテムにつき1つのボックスに収納するのがおすすめです。
そのとき、”なんでもBOX”を1つ作っておくと便利ですよー!


- お祭りで買ったおもちゃ
- お子様ランチについてきたおもちゃ
など、他に仲間がいないおもちゃが必ず出てくるので分類できないモノは”なんでもBOX”に入れちゃいましょう。
3.おもちゃのおうちにラベリングをしょう!


おもちゃのおうちができたら、次はおもちゃのおうちに表札(ラベリング)を作りましょう。
小さい子は字が読めないので写真やイラストがおすすめです。
絵が得意な方は、子どもと一緒にイラストを書いたりしても楽しいですね♪
ラベルライターはなくても大丈夫。
マスキングテープにペンで書くだけなら簡単でおすすめです!


こどもが字を書けるようになったら、自分でラベリングを作ってもらっちゃいましょう♪
ツッコミどころ満載なおもしろいラベリングが出来るかも(笑)
4.めんどくさくない収納を心がけよう
- 扉を開ける
- フタを外す
- 背伸びをする
これらの動作、なんてことないことのように思えますが、こどもにとってはめちゃくちゃ難易度が高いんです!
例えば、ブロックを片づけよう!と思ったとき、扉付きの棚の中に蓋つきのボックスをしまっていたとします。
ブロックを出し入れするのには
- 棚の扉を開ける
- ボックスを取り出す
- ふたを開ける
これだけの動作が必要になります。
これってこどもにとっては結構難易度が高いんです。
片づけやすい仕組みを作るには
”ワンアクション収納”
がポイント!
扉を外したり、フタなしのBOXにすることでアクション数が減るので片づけやすくなります。


我が家ではIKEAのキッチンの扉は外しています。
蓋つきのBOXもなるべく使わずに、ポイポイしまえる収納に。
こうすることで、片づけの難易度はだいぶ下がります^^
5.出来たらとことんほめてあげよう
これが一番大事^^
こどもはおとうさん、おかあさんに褒められるのが大好き♡
褒めてもらえると、次もまた頑張って片づけよう!と思います。
”片づけ終わったら”ではなく、”片づけ始めたら”すかさず
「すごいねー!!」「えらいねー!!」「ママ助かっちゃう!!」
と褒めまくりましょう!!
きっとドヤ顔で片づけてくれるはずです^^
こどもへ片づけを促す効果的な声かけ
記事の最初でも述べましたが、
「片づけなさーい!!」と怒るのはNGです。
- 「もう寝る時間だからおもちゃ元に戻してきて」
- 「ご飯できたからテーブルの上をきれいにしよう」
- 「掃除機かけたいから床に落ちてるモノ拾ってくれるかな」
など、”なぜ今片づけないといけないのか”を「○○だから○○してね。」と理由を説明してあげましょう。
「片づけなさい!」と言われるよりも、ちゃんと理由が分かればこどもも納得して片づけることが出来ます。
さいごに
ついつい、「片づけなさーい!!」と怒りたくなってしまうけれどそこはぐっと我慢!!
片づけなさい!と怒る前に、
- こどもが自ら片づけられる仕組みが出来ているか
- なぜ片づけないといけないのか理由を伝える
この2つを実践してみてくださいね^^



とは言ってもわたしも幼い子をもつ2児の母。毎日ドタバタと過ごしていて余裕がないときはつい、「んも~こんなに散らかして!!片づけなさ~い!!」と怒ってしまうこともあります><;
そんな時は深呼吸して、「ごめん!言いすぎた。ママも手伝うから一緒に片づけよう!」と一緒に片づけるようにしています。”モノを片づける”って毎日のことで一生続くコト。こどもにとって”片づけ=嫌なモノ”にしないためにも「片づけなさい!」と怒らないようにしたいですね♡わたしも気をつけます^^;
最後までお読みくださりありがとうございました^^