






この記事では、家族が片づけに非協力的で片づけが思うように進まないと悩んだ時の5つの対処法と絶対やってはいけない3つのNG行動をまとめました。
結論から言うと、片づけは伝染するもの!!
家族に対して思いやりを持って片づけを進めていけば、いつかきっと家族も協力してくれるはずです^^
家族が片づけてくれないと悩んだときの5つの対処法



1.自分の片づけを黙々と進めていく
まずは自分の片づけを終わらせること。
片づけを進めていくうちに、家族のモノが色々気になってくるのですが、そこは目をつぶって我慢我慢・・・。
自分だけのスペースがあるならば、まずはそこから片づけましょう。
洋服や靴やバッグ、アクセサリーや帽子などの小物、CD、DVD、本、ゲームといった趣味のモノなど・・・
家族のモノはとりあえずスルーして、まずは自分のモノの片づけをもくもくと進めていきましょう。
家族が片づけてくれなくてイライラしても、



そう思うとちょっと冷静になれるもんです^^
2.片づけを楽しんでいる姿を家族に見せる
まずは自分のモノをコツコツと片づけて、片づけを楽しんでいる姿を家族に見せつけちゃいましょー!(笑)
洋服の整理をしながらファッションショーをしてみたり、片づいたキッチンで料理を楽しんだりしているあなたの姿を見ていたら家族も「自分も片づけてみようかな・・・」と思ってくれるかもしれません^^
「片づけは楽しいのよ♪」と家族にすりこみましょう(笑)
3.共有スペースを片づけていく
自分のモノの片付けが終わったらいよいよ共有スペース、共有のモノの片づけをしてみましょう。
例えば、
リビングなら家族みんなが使うリモコン・文房具・DVDなどの共有で使っているモノがどこに置いてあったら使いやすいかを家族に聞いてみたり。
キッチンなら、家族みんなが使う冷蔵庫を片づけてみたり、夫婦で料理をするのであれば、鍋やフライパン調理器具などがどこに収納してあったら使いやすいかを相談してみたり。
何も相談せずに勝手に色々片づけてしまって、家族がどこに何を置いたのかわからなくなってしまうと、家族にとってそれがストレスとなり、片づけに拒否反応を起こしてしまうこともあるのでここは慎重に!



4.家族の行動をよく観察してみる
家族が片づけてくれないのはなんでだろう?と思ったら家族の行動をよーく観察してみましょう。
- 帰宅後にリュックや上着をポイっとそこらへんに置いちゃうのはなんでだろう?
- おもちゃを元に戻さないのはなんでだろう?
- 本を本棚に戻さないのはなんでだろう?
よーく観察していると家族が片づけない原因とその対処法が分かってきます。
「なるほど、ここにポイポイ置いちゃうならいっそこの近くに収納場所を作ろう!」とか
「フタの開け閉めがめんどくさいから片づけないのかも!」とか。
家族の行動を観察することで解決策が見えてくるかもしれません^^
5.ちょっとでも家族が動いてくれたら大げさに褒める
誰だってほめられたらうれしいもんですよね^^
片づけを家族に協力してもらいたいと思ったら、ほんのちょっとのことでも褒めまくりましょう!
こどもが食後に食器を片づけてくれたら
「ありがとう!えらいねー!」と褒める。
おもちゃを片づけていたら
「片づけしてえらいねー!」と褒める。
食事の前、夫がテーブルを片づけてくれていたらすかさず、
「ありがとー!助かるー!」と褒める。
「ついでにテーブル拭いてお箸並べてもらえるともっと助かるんだけどー♪」とおねだりしてみたり(笑)
どれも言われなくても当たり前にやってくれよーと思うことばかりかもしれないけど、片づけに非協力的なうちは”褒める”というのはすごく効果的です。
それを繰り返していくうちに習慣化できたらこちらの思惑通り・・・( *´艸`)



絶対にやってはいけない3つのNG行動



1.片づけを押し付ける
自分が片づけていると、ついつい気になってしまう家族のモノ。
「ねぇ、これ邪魔だから片づけてよー」と言いたくなってしまうけどそこはグッとこらえてー!
片づけに対して非協力的な場合、その一言でますます片づけに対して嫌悪感を抱いてしまうことも。
家族に片づけを押し付けるのはやめましょうねー!
2.捨てなよ!って言う
「ねぇねぇ、これ使ってる?使ってないよね?いらないよね?じゃあ捨てなよ。」
これもついつい言いたくなっちゃうけど我慢しましょう!
使っていなくても、もしかしたら思い入れのある大切なものかもしれません。
誰だって自分のモノを「捨てなよー」って言われたらイラっとするもの。
片づけに協力してもらいたいと思っているなら「捨てなよ」はNGワードです!!
3.勝手に人のモノを捨てる
これは絶対やっちゃだめー!
いくら使っていないモノでも、壊れているモノでも、人のモノを勝手に捨てる行為は絶対にNGです。
自分のモノを勝手に捨てられたら誰だっていい気はしません。
捨てるかどうかを決めるのは持ち主です。
家族のモノを勝手に捨てるのは絶対にやめましょう!!
実体験!片づけは伝染する!!
わたしの実家には50代の母と80代の祖父が住んでいます。
数年前、整理収納アドバイザーの資格試験に挑んでいる時に母と一緒に実家の片づけをしたんです。
母は「この機会にスッキリさせたいわ!」とどんどん片づけを進めていきますが、モノを捨てることに抵抗がある祖父は「こんなにたくさん捨てて・・・」と不満そう。
祖父は片づけに対して消極的だったので祖父の部屋、祖父のモノは一切手をつけずに母のモノや共有スペースだけを片づけていきました。
片づけが終わり、以前よりスッキリきれいになったお部屋。
不要なモノをリサイクルショップやフリマに売りに行ってプチ収入もGET!
母はとてもご機嫌でした^^
数日後、母からおどろきの連絡が。
「おじいちゃんが自分の部屋片づけてる!!」
これにはわたしもびっくりしました。
きれいになった部屋、ご機嫌な母を見ていたら祖父も心動かされたのでしょう。
片づけって伝染するんだなー♪と思った出来事でした^^
さいごに
『片づけたいけど家族が非協力的で悩んだ時の5つの対処法』と『絶対やってはいけないNG行動』3つをご紹介しました^^
家族に協力してほしいと思ったらまずは自分のモノから片づけていきましょう。
その姿を見ていたらきっと家族にも響くはずです。
『片づけは伝染する!!』
思いやりを持って片づけていくことが、片づけに家族を巻き込む近道です^^