
「こどもが片づけをしない。」
「片づけなさい!ってついつい怒っちゃうんです。」
こども向けお片づけ教室のとき、必ずと言っていいほど聞くお悩みです。
過去のわたしもそうでした。
我が子に「片づけなさい!!」「片づけないならおもちゃ捨てちゃうよ?」と何度言ったかわかりません。めちゃくちゃ後悔・・・。
でも、収育を学びこどもたちに片づけを教えるようになった今は、こどもが片づけないときは『片づけない理由』を聞くようにしています。
「なんで?どうして?」と聞いてみるとそこにはちゃんとこどもなりの理由があるんです。
この記事では
- 子供が片づけない4つの理由とその対処法
- 長女がランドセルを片づけなかった理由とは?
についてまとめています。
こどもに”片づけない理由”を聞いてみると、きっと解決策が見つかりますよ^^
もくじ
子どもが片づけない4つの理由とその対処法

なぜ片づけをしないのか?
こどもにはこどもなりの理由があるんです。

理由①めんどくさいから、しまいにくいから
「なんで片づけないの?」
「めんどくさいから。」
これ、あるあるですよね~(笑)
めんどくさいって言われるとイラっとしちゃうんですが、気持ちはわかりますよね。確かに大人でもあるもん~めんどくさいなと思うとき^^;
そこで、
「何がどうめんどくさいの?」
「どうしたらめんどくさくなくなるかな?」
と突き詰めていくと解決策が見えてきたりします。
「しまいにくいから。」という理由も多いです。
例えば、
- わざわざフタを開けてしまうのがめんどくさい→フタなしのボックスにする
- リビングで遊んでいたモノを2階の子供部屋まで片づけにいくのはめんどくさい→リビングに収納場所を作る
など。
こどもの意見を聞きながら、「めんどくさい」を解消してあげることで、こどもにとって片づけやすい仕組みを作ることができます^^
理由②どこに片づけていいのかわからないから。怒られたから。

- どこに片づけていいのかわからないから
- 以前、自分なりに片づけたら「そうじゃないでしょ!」って怒られたから
この理由も多いですね~。
どこに片づけたらいいのかわからないから片づけない。
どこに片づけたらいいのかわからなくて、とりあえず押し入れや引き出しに片づけてみたら「それはそこじゃないでしょ!」って怒られたなんていうこどもも。
- おもちゃはここ!
- 本はここ!
- 教科書はここ!
とすべてのモノに定位置(おもちゃや学用品のおうち)をこどもと一緒に決めましょう!
定位置を決めることでどこに片づければいいのかがわかるので、ひとりでも片づけしやすくなります^^
理由③モノが多すぎるから

おもちゃ、絵本、文房具、ゲーム類・・・。
とにかくモノが多すぎて何をどう片づけていいのかわからないというこどもも。
モノが多いと片づけられないのは大人も子供もおなじです。
モノを見直して必要なモノだけになると、それだけで片づけはラクになりますよ^^
その④親が片づけてくれるから

という小学生もいました。
これ、実はわたしもやってしまっていました(>_<)
娘がまだ幼稚園生だった頃、毎日時間に追われる中で
(こどもにやらせるよりわたしが片づけちゃった方が早いんだよね~)
そう思って、娘に
「一緒に片づけようね~」なんて言いながらもわたしがほとんど片づけてしまっていた時期がありました。
でも、ある日娘が言ったひとこと。

(口調までそっくり笑)
しまったー!!と思いましたね(笑)
「自分が片づけなくてもママがやってくれる!!」
そう思ったら、そりゃ片づけなくなりますよね・・・(>_<)
こどもに片づけてほしいと思うのなら、手の出しすぎはNGですね^^;
小1の娘がランドセルを片づけなかった理由

長女が小学校に入学したばかりの頃、ランドセル置き場が目の前にあるのにもかかわらず、床にポイッとしたままの日が続きました。
なぜ片づけないのかと理由を聞いてみると、

ランドセルを置く位置が娘の目線よりもちょっと高い位置にあったんです。
重たいランドセルを棚の上に置くのは大変だったらしく・・・。
なるほどー!確かに!と納得。
片づけないのには彼女なりの理由がちゃんとあったんですね~。
その後ランドセル置き場を娘の要望を聞いて改善したらきちんと片づけてくれるようになりました^^
関連記事>>「なぜ片づけないの!?」と娘を問い詰めてしまった話
まとめ
というわけで、子どもたちに聞いた片づけない4つの理由は
- めんどくさいから。しまいにくいから。
- どこに片づけていいかわからないから。怒られたから。
- モノが多すぎるから。
- 親が片づけてくれるから。
「なんでいつもやりっぱなしなの!?」
「なんで片づけてくれないんだろう・・・」
とイライラしちゃうことありますよね。
そんな時は怒らず冷静にこどもに「なんで片づけないのかな?」とまずは理由を聞いてみましょう~^^
こどもなりに考えていることがあるのかもしれません。
理由を聞くことできっと解決策が見えてきますよー(*^^*)