3日前の夜(2021.2.13)23時過ぎに福島県沖を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生しました。
福島県、宮城県では最大震度6強を観測。
わたしの住む地域は震度3の揺れだったらしいんですが・・・
震度3とは思えないほど揺れてめっちゃこわかったーーー(>_<)
ベッドに横になってウトウトしていたんですが、一気に目が覚めました。
揺れがすごく長かったので「このままもっと大きくなるんじゃ!?これはやばい!」と、隣で寝ていた娘にかぶさりました。
震度3でもかなりこわかったのに、震度6強なんて絶対パニックになる・・・!
でも、そんなときほど冷静に行動しないといけないんですよね・・・。
いざというとき冷静に動けるように、改めて防災対策をしっかり見直さなくちゃ!大切な人たちにもシェアしたい!と思い、この記事を書いています。
この記事は、わたしが先日防災セミナーで教わったことをまとめました。
- 防災対策を見直そうと思っている方
- 備蓄品をどのくらい用意したらいいかわからない方
- 家族を守りたい!という方
この記事を読んでくれた方が、防災対策を見直すきっかけになれば幸いです。
[voice icon=”https://m-m2009.com/wp-content/uploads/2020/04/b783b2b16eea82a7faf1bdd9d014d7f6.png” name=”むらたま” type=”l”]ちょっと長いですが読んで頂けたらうれしいです!時間ない方は目次だけでもどうか見てってー!![/voice]
非常持ち出し袋を用意しよう!
非常持ち出し袋、用意してますか?
非常持ち出し袋ってふだんは使わないからとついつい収納の奥の方に入れてしまいがちなんですが、いざというときにすぐ持ち出せないと意味がないので・・・。
取り出しやすいところに収納してくださいね^^
非常持ち出し袋は絶対リュックで!防水タイプのモノを!
非常持ち出し袋は絶対リュックで!!
トートバッグやショルダーバッグよりも、両手が空くリュックサックがいいです。
防水タイプのモノを選びましょう。
できれば家族の人数分揃えておくのがいいそうです。
非常持ち出し袋の重さの目安としては大人は7㎏~10㎏ぐらいまで。
こどもがまだ小さく抱っこ紐で避難をする場合はリュックの中身が重すぎると避難が大変になってしまいますので、実際に子供とリュックを背負って動けるかを確認してくださいね!
小学生ぐらいになれば自らリュックを背負って避難が出来るので、こどもの分の避難用リュックも用意しましょう。
小学生の避難リュックの重さは4~5㎏を目安に!
非常持ち出し袋の中身はこちらを参考にさせていただきました↓
>>非常持ち出し袋の中身チェックリスト
中身はジップロックに入れて防水対策を!
避難時に雨が降っているかもしれないし、津波の心配もあるのでリュックの中身はジッパー付きの袋に入れて防水対策をしましょう。
0次持ち出し袋(防災ポーチ)を用意しよう
外出時の災害に備えて対策をしておくことを”0次の備え”というそうです。
0次持ち出し袋とは普段使っているバッグの中に入れておく防災ポーチのこと。
ママさんには是非用意しておいてほしいアイテムなんだそうです。
防災ポーチの中身は
[aside type=”boader”]
- モバイルバッテリー
- 現金
- 家族の写真
- キャンディー・チョコなどの食料
- 防犯ブザー・笛
- 母子手帳・おくすり手帳(アプリも有)
- 生理用品
- マスク
- アルコールスプレー
- ウェットティッシュ
- ばんそうこう
- 携帯トイレ
- 大判ハンカチ
- こどもが安心するモノ
[/aside]
などなど。
多いなぁ~という印象ですが、母子手帳やおくすり手帳をアプリで管理すれば持ち物を少し減らせそうですね!
キャッシュレス決済の普及で現金を持ち歩かない人も増えていますが、災害時は停電でキャッシュレス決済は使えない可能性があるため現金(出来れば小銭!)を持ち歩いておくといいそうです。
また、情報収集や連絡手段でスマホを使うことが多いのでモバイルバッテリーは持ち歩きましょう!
あとは、こどもが安心出来るモノやキャンディーやチョコレートなどの食料、衛生用品も!
[voice icon=”https://m-m2009.com/wp-content/uploads/2020/04/b783b2b16eea82a7faf1bdd9d014d7f6.png” name=”むらたま” type=”l”]わたしも防災ポーチを作ってみました![/voice]
[box class=”yellow_box” title=”防災ポーチを作ってみたよ!”][kanren postid=”4995″][/box]
備蓄品を用意しよう
水の備蓄
お水の備蓄は
[aside type=”boader”] 1人1日3ℓ×家族の人数分×7日分を用意[/aside]
4人家族の我が家の場合は
3ℓ×4人×7日分=84リットル
2ℓペットボトル6本入りのダンボールが7箱必要な計算です。
食料の備蓄
食料も同じく最低でも7日分は用意しておきましょう。
災害時の非常食よりも、普段食べなれているモノを多めに備蓄するローリングストック方がおすすめ。
アルファ米や缶詰のパンって長持ちはするけど味はイマイチだったりします。
いざとなったらそんなわがまま言ってる場合じゃないんだろうけど・・・^^;
でも災害時に普段食べなれているモノを食べられるって、それだけですごいホッとして精神的にも落ち着くんじゃないかなと思うんです。
家族のためにも普段から食べなれているモノを用意しておきたいですね!
トイレの備蓄
災害時、断水してしまうとトイレの水が流せなくなります。
お風呂の浴槽に水を貯めておいて流すという方法をよく聞きますが、地震で下水管が壊れたりしている可能性もあり、マンションなどでは汚水が下の階の住人に迷惑をかけてしまう・・・なんてこともあるそう。
となると、
流せない・・・!においがやばい・・・!
という非常事態が発生します。
そこで、備えておくといいのが簡易トイレ。
あとは、普段のトイレにかぶせるタイプの備蓄トイレなどもあります。
我が家はこれを用意しました↓
あと、大事なのがトイレットペーパー!
トイレットペーパーはいろいろ使えるので多めにストックしておくのがいいそう。
でもかさばるので、巻き数が多いモノを選ぶと省スペースですみます。
電気系統の備蓄
- モバイルバッテリー
- 電池
- 懐中電灯・ランタン
- ラジオ
- 蓄電
モバイルバッテリーは必須アイテム。
充電式タイプと電池式タイプと両方用意しておくのがいいそうです。
懐中電灯やランタンなどの明かりも大事なアイテム。
電池は多めにストックしておくと安心です。
家庭用蓄電池というものもあり、すごく便利で災害時にはおすすめ!とのことでした。
しかし値段が高い~(>_<)
カセットコンロとガスボンベの備蓄
カセットボンベは調理に使ったりお湯を沸かしたりで結構使います。
1日2本×7日分を用意しておきましょう!
家族会議を開こう!!
災害はいつ起こるかわかりません。
家で寝ている時かもしれないし、日中家族が学校や会社それぞれで過ごしている時かもしれない。
色々な場面を想定して、
- 避難経路の確認
- 避難場所の確認
- 災害時の連絡手段
などを家族でしっかり話し合っておきましょう!
災害用伝言ダイヤル(171)の練習をしよう!
災害用伝言ダイヤルって聞いたことはあるけど、実際に使ったことある方は少ないんじゃないでしょうか?
災害用伝言ダイヤルとは、災害時に被災地への通信が増加して繋がりにくくなってしまった場合に提供される音声の伝言板のこと。
この災害用伝言ダイヤルは録音時間がわずか30秒!
この30秒の間に
- 自分の名前
- 自分の今いるところ
- 誰といるのか
- ケガはしていないか
などを伝言に残す必要があるのですが、災害時のテンパった中30秒でこれらを伝えるのは難しいとのこと。
なので使い方に慣れておくといいそうです。
この災害用伝言ダイヤルは普段は使えませんが、体験利用できる日があるんです。
- 毎月1日,15日 00:00~24:00
- 正月三が日(1月1日00:00~1月3日24:00)
- 防災週間(8月30日9:00~9月5日17:00)
- 防災とボランティア週間(1月15日9:00~1月21日17:00)
詳しくはこちら▷NTT東日本災害用伝言ダイヤル(171)体験利用のご案内
体験利用が出来る日に家族と練習してみるといいですね^^
家具は凶器になる!!
地震発生時、照明が落下したり、大きな棚が倒れてきたり、高いところに置いたモノが落ちてきたり・・・
家具は凶器になります!!
普段から片づけておこう
棚や机にたくさんのモノを置いていませんか?
廊下や階段にモノが置いてあったり、扉をふさいでいたりしませんか?
棚や机にたくさん置いてあるモノは散乱して避難の妨げになってしまいます。
廊下や階段にモノが置いてあると避難経路をふさぐことになってしまうかもしれません。
片づけは今すぐできる防災対策です。
家具を固定しよう
高さのある食器棚や本棚、寝室のタンスなど、倒れたら危険な家具は固定しましょう!
寝室の備え
就寝時の災害に備えて寝室は
- なるべく家具をおかない
- 家具を置いてある場合は固定する
- 枕元に懐中電灯
- 枕元にスリッパorくつ
これらをやっておくと安心です。
コロナ禍での防災対策
災害時、新型コロナウィルスの感染拡大も心配ですよね。
非常持ち出し袋には
- マスク
- アルコール消毒液
- 体温計
- 手洗い用石鹸
を入れておきましょう。
備蓄品として多めにストックしておくと安心ですね^^
その他色々教わったことの覚書
- オムツのポリマー剤は吸収、消臭効果があるので災害時のトイレ対策に使える!
- 台風や大雨などの避難の警戒レベル3のときにはすでに避難準備をはじめておく(高齢者、乳幼児がいる場合はレベル3の時点で避難)
- アレルギー対応の離乳食やミルクは自治体などでは用意されていないところがほとんど
- 子連れで配給に並ぶのはとても大変なので普段から備えておくことが大事
- 歯が磨けないのはかなりのストレス
- 電気復旧目安は2日~7日かかる
- ガス、水道の復旧目安は30日かかることも
さいごに
防災セミナーを受けた時に教わったことをまとめてみました。
地震大国といわれている日本に住んでいる以上、地震への備えは大切。
ここ数年、地震だけでなく大雨や台風でも大きな被害が出て度々ニュースになっています。
にも関わらず、どこか人ごとのように思ってしまったり、備蓄品を用意しなきゃと思いつつも先延ばしにしてしまったりする人も多いのではないでしょうか・・・?
この記事を最後まで読んでくれたあなたはきっと、家族を守りたいと思っているはずです。
これを機に出来ることから少しずつ、災害時の備えについて考えてみませんか?
わたしももう一度しっかり考え、我が家の防災対策を見直したいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました^^
[box class=”pink_box” title=”関連記事”]
▷今すぐできる防災対策!!片づけで命を守ることができます!!
▷水の備蓄で収納場所に困ったら・・・[/box]